原因を知って双極性障害を防ぐ【病をシャットダウン】

花

気分の浮き沈みが激い時は

疲れている男性

治療の方法

双極性障害と言うと、あまり馴染みがないかもしれませんね。症状は、躁うつ病と変わりはありません。双極性障害は、残念ながら、はっきりとした原因はいまだに解明されていません。ですが、様々な要因が、重なり合って発症すると言われています。そして、研究の結果、双極性障害の患者さんのうち、三分の二の方が、うつ病から始まっていることが分かりました。病院へ行って、双極性障害ではなく、うつ病と診断されてしまうと、抗うつ剤が処方されます。ですが、双極性障害は、抗うつ剤だけではあまり効果がありません。時には、症状が悪化してしまうこともあるのです。双極性障害は、うつ病よりも、治療が難しいと言われています。では、どのような治療法が良いのでしょうか。まずは、薬物療法です。一種類の薬だけではなく、その時の気分の浮き沈みによって、複数の薬を使い分けます。気分安定薬を中心として、抗精神病薬、抗うつ薬、睡眠薬などが主となります。双極性障害の治療は、長期化することが多いものです。薬を飲むときは、必ず病院の指示を仰ぎ、自己判断で中断しないようにしてください。そして、精神療法も、改善への大きな力になります。カウンセリングもそうですが、まずは、患者さんの家族や職場関係者など、周りの理解が、とても良い薬になります。より良い対人関係が築ければ、病気の理解を深めてくれますよね。それが、症状の改善を早めてくれることでしょう。双極性障害の治療は、なにより、自分自身が病気を受け入れることから始まります。規則正しい生活を心がけ、病気をコントロールすることができれば、必ず良い方向へ向かっていくことでしょう。

どのような病気なのか

間違えやすいのですが、双極性障害は、うつ病とは違います。抑うつ状態と躁状態が、周期的に入れ違って表れる、精神疾患なのです。危険なのが、この病気は、精神疾患の中でも、最も自殺企図率が高いということです。双極性障害が発症する原因としては、はっきりとしたものはありません。遺伝的な要因も、大きいとされています。ですが、いくつかの遺伝子が、組み合わさることで発症するとも考えられており、あまり有力な情報とは言えません。環境的な原因も考えられるとされています。育ってきた環境や、慢性的に受け続けてきたストレスなども、原因なのではないでしょうか。これは、どの精神疾患でも、発症の原因となりますね。そして、この病気の特徴として、次のような症状が挙げられます。まず躁の時には、気分が異常にハイになり、普通では考えられないような行動を起こしてしまいます。自分では、周りに迷惑をかけているという自覚がないため、社会的なトラブルを起こすこともあります。それが原因で、対人関係に亀裂が入り、病気が悪化するという悪循環が生じることも、少なくありません。それから、再発を繰り返すことが多いのも、この病気の特徴と言えるでしょう。再発を繰り返すたびに、再発までの期間が短くなり、前回よりも悪化して、症状が表れます。生活リズムの乱れにより、病気が誘発されますので、規則正しい生活を心がけましょう。難しい病気とされていますが、双極性障害には予防薬があり、しっかり飲んでいれば、再発を防ぐことができます。